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小田急相模原駅前西口地区・市街地再開発事業(座間市)
  2014年 変更案 / 基本設計(ゼネコン長谷工)案

配置図・1階平面図 2階平面図 3階平面図・断面図 4階平面図

拡大



※周辺道路中心線まで街区面積に加えて、面積数値を極力縮小に見せまい工夫?

 


◆注ぎ込まれている経費 ⇒ 座間市「事業評価」(pdfファイル)

・事業実施上の検討課題

「平成5年11月の都市計画決定から十数年が経過し、景気の低迷と一部強固な反対者との関係から事業化に踏み切らない 状況の中、街路整備と併行し、一部区域の縮小並びに廃止も含め検討していく。」


・・・としている。
◆ 市街地再開発事業の仕組みと流れ⇒(図)

 

個人評論

 
(文責:大木正美(建築研究者・元地権者))

 再開発に反対表明していた?元ゲームセンターの敷地をあてに「空中横断デッキ」妄想でいたづらに20年を浪費してきた原計画。
 それを断念してさらに狭小・変形の劣悪化プラン。それでも無理やり?方便でひとつに纏め上げようとする変更計画。もはや良質な都市環境「街づくり」構想に値するのだろうか?  「とにかくつくれ!」突撃指示しつづけるイメージが浮かぶ。  

 端的に評論すれば、中身は、あらたな「上に詰め込むスラム構想」という一語がふさわしいか・・・
 行政が20年前、ゼネコン支援イケイケ「再開発区域指定」網掛け規制で住民の自由を縛りさえしなければ・・・
 この20年の長期スパン、住民それぞれの自由判断・資産売買・資金調達など多様な個々の選択肢が可能で、不燃化建物街並に徐々にすでに建て替えが進んでいたはずである。
(現に『網掛け』以前に耐震化・防火・不燃化、かつ資金回収型の防災対応建築はすでに実施例を増やしていた)

 長期に渡って住民の自由を奪い、先導(煽動)し、惑わし、悩ませ、コミュニティを破壊しつつある失政
 もはや『誰の目にもわかるさらなる低級な計画』を、誰もが責任を回避する保身だけで続行するのだろうか?
「始めたからには止められない」。かって、焦土になるまで突き進んだ苦い経験を、また皆でたどろうとするのか?

 カネが回る。それしか見えてこない・・・

 


 



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