聖地八菅山の深緑を背景に中津川のほとりに広がるこの景色は、秋、一面の黄金の実りの野に染まり、そよ吹く風のありかのまま、金色の光彩の波模様に揺れ輝く。
「その者、金色の野に降り立ち・・・」
という「風の谷の物語
」を知る者は、まさにそのエンディングシーンのような現実の感動に誘い込まれるに違いない。
二十代の頃の秋、偶然ここを通りかかって以来、その時からほとんど変わらぬこの金色の野に変わるシーンを、毎年のように訪れて来た。
今は、歩いてここに来れる所に、引き寄せられるように移り住む結果に導かれた。
雑都会で消耗した心を、風の谷のナウシカ
のように癒やされて余りある、知られざる、いや知る人ぞ知る、絶景ヒーリングSPOTである。 |